*このページの内容は、「ふたりあるき」の日記と同じですが、時々更新が遅れます。相変わらずのんびりな私たちでごめんなさい。
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のんびり引退した初代介助犬ニッキーと、2代目介助犬アルファの同居生活。
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メッセージとプレゼント
 最近連続して読んだ、2冊の本。1冊は日本人の著者が書いた最近の本で、続けて読んだもう1冊はアメリカ人の著者が50年ぐらい前に書いた本の翻訳。文体もジャンルも全く違う。共通点は、どちらも今まで読んだことのない作家の本で、どちらも最近急に知ってどうしても読みたくなった、という、私の側の個人的な事情だけ。
 ところが、1冊目の本で私が惹かれた一文とよく似た文章を、続けて読んだ2冊目の中にも見つけた。さらに読み進めて、テーマが違う2冊の本から受け取るものが、私の中でひと続きのメッセージのような気がした。
 偶然だけど、面白い。こういう不思議は大好き。
 それに、2冊の本から何となくメッセージを感じた今日は、私の誕生日。もしかしたらこれが、今後1年か数年の私にとって大切なこと? そんなことを考えるのも楽しい。

 せっかくだから、同じ作家の他の本も読んでみたいと思って、古本屋に寄ってみた。お目当ての本は見つからなかったけれど、あれこれ物色していると、いつの間にか足元に、「犬の開き」が。アルさん、リラックスしてますね。
[写真]左右対称になって床に寝ているアルファ。

 そして、リラックスする一方で、やる時はやる! のがうちのアルファ。
 大きな交差点を渡る時、青信号の時間を延長してくれるボタンだけれど、視覚障害者がメインで使うものだから、車椅子からは手が届きづらい位置にある。
 鼻プッシュが得意で、でかいから高いボタンにも届くアルさん。出っ張りのないボタンを押すのは分かりにくくて、最近まで失敗も多かったけれど、ボタンをちゃんと押せた時にピピピ…と鳴る電子音の意味を自分で理解して、正確に押し、電子音を確認して得意げに私を振り返るようになった。
 こんな成長も、今日は「プレゼント」のように感じられて嬉しい。
 あーちゃん、ありがとう。

[写真]立ち上がって、横断歩道の押しボタンを鼻で押すアルさん。
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散歩と買い物
 久しぶりにゆっくりニッキーと歩き回った。新居近くには犬連れで入れるお店もあるので、途中そこで休んだりしながらあてもなく散歩。
 今日のニッキーさん、アパートを出てからしばらくは、リードを引き気味で早足だったので、私も勢いをつけて車椅子を走らせる。少しそうやって早足を続けたら、いつもの落ち着いた歩きになった。まだまだ新居の周辺にはたくさんの興味を引くものがあるのかな。
 11歳になっても落ち着かない子だ。落ち着きのなさと元気はイコールではないけれど、今はこの落ち着かないテンションの高さが嬉しい。

 それから候補犬の散歩へ。こちらは訓練を兼ねてバックパックを着け、オビディエンスの復習をしてから、きちんと歩いてでかける。
 **ちゃんもニッキーと同じく、周りのいろいろなものに興味を引かれていて、目と鼻は前を見ていた。それでも私の動きには注意しているようで、急に止まったり方向転換したりするとつんのめりながらもヒールポジションに戻る。グッド!
 帰りに近くの100円ショップに寄った。犬連れの許可も得て、いくつか欲しいものがあったのだけれど、このお店の前には急な坂があってひとりでは入れない。でも我が次男坊は、しっかりと紐をくわえて、車椅子を引き上げてくれた。
 犬が紐を引くと同時に私も後輪を思い切り動かす。傾斜がきついので前輪が浮き上がり、後ろに倒れるかと思ったけれど、候補犬は紐をしっかり引き返してバランスを保ち、そのまま平らなところまで一気に引き上げる。ありがとう、次男坊。
 今日の次男坊の活躍の記念(?)に、このお店で同じ黄色い犬のペン立てを買った。もちろん100円也。

[写真]黄ラブが座った形のペン立て。

 我が家に黒犬グッズはいくつもあるけれど、実は黄犬グッズは持っていなかった。黄色い毛色の次男坊を迎えて数ヶ月、これが初めての黄犬グッズ。これから少しずつ増えるかもね。
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いきなり本番!
 引っ越しが完了しない新居で、今日は雑誌の取材を受けた。引退犬と後輩犬が同居する生活、がテーマ。ライターのYさんと、カメラマンのHさんが来てくれた。
 実際にはまだ住んでいない家で仕事をすることになった我が介助チーム。私はニッキーと**なら、それも簡単にできると思っていた。でも意外にも候補犬がリビングのドアが開けられずに困った顔をする。見ていたニッキーがさっさとドアを開けてしまった。ニッキー、今日の君は「優雅な生活を送る引退犬」として取材されるんだけど、わかってる?
 こういうところが経験値の差なんだね。ニッキーは私とどこにでも行ってたくさんの場所で仕事をしてきた。だから初めてのことでもほぼ正確に私の要求を理解し、経験からドアの開け方や押すべきボタンの場所などなどの見当をつけることができる。候補犬はこれから経験を積むところ。新居でいきなり仕事をさせてみて、そういうことに納得がいった。
 でも候補犬くん、得意科目のスロープの引き上げは完璧! パティオから部屋まで、私の車椅子を引き上げ、上手に部屋の中まで引き込んでくれた。
 候補犬は落ち着いて、自信ありげにしっぽを高く振りながら、真っ直ぐに車椅子を動かした。以前は足元ががたがたする簡易スロープを嫌がったのに、今はちっとも気にしていないのも頼もしい。この仕事に限ればニッキーより上手だ。
 力が要るスロープの引き上げと立ち上がり補助、そして後ろ足に負担がかかる高い位置のスイッチ操作は、候補犬が担当。冷蔵庫からボトルを持ってきたり、携帯電話や眼鏡を運んだりは、ニッキーが貫禄の仕事ぶりを披露。
 慣れない新居で候補犬がうまくできない時、Yさんは「ニッキーでやりましょう」と当然のように言い、眼鏡を運ぶ写真を撮る時も「じゃあ私の眼鏡を使いましょう。ニッキーは傷つけないはずだから」と言う。その信頼にニッキーはちゃんと応えた。やっぱりこの子はすごいかも?
 出番がないとYさんにお尻をすりすりして甘えたり、Hさんにお腹を見せたりしていたけれど、2頭ともよくできました!
 以心伝心のニッキーと元気でパワフルな**、この2頭が両方ともいてくれる幸せを感じた一日。
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家具を買う
 家族で買い物に。去年横浜にできたIKEAで、テーブルとパソコンデスクを買った。帰りの荷物が大きくなるので、珍しく犬達は留守番。
 レストランコーナーでスウェーデン風のミートボールなるものを食べてみたいと思ったものの、ニッキーと**と猫たちが待っているから、買うと決めてあったものだけ急いで買って大急ぎで帰宅した。

 前の部屋ではこたつで食事をしていた。でも、キッチンと畳の段差を越えて食器を運び、こたつに置くのは結構大変。中腰になった時にバランスを崩して転ぶことも多く、座椅子での食事はどうしても足が突っ張って辛かった。
 パソコンは書き物用の両袖机の上にあり、高さが合っていなかったので、一昨年の4月からパソコンに向かって作業することが増えたら、肩や腰が痛くなった。
 15年前にひとり暮らしを始めた頃は、少々の無理も平気だったし、その無理こそが楽しかったりもしたけれど、今は、身体の負担を最小限に抑えたい。だからテーブルとパソコンデスクだけは使いやすいものに変えることにした。
 ドアと床を少し工夫したので、調子が悪い時は室内で車椅子を使うこともできる。バリアフリーとはとても言えないながら、優秀な介助チーム・ニッキーと後輩くんがいれば、日常生活は身体を労わりつつできそうだ。
 身体を大切にする、というのは当たり前のようで、実は私にはとても抵抗があった。世の中の「健康志向」は「健康でなければ楽しく生きられない日本の社会」の反映のようにも思える。子供の頃「歩けなければ学校に行けないよ」「歩けないと仲間はずれになるよ」と言われて、リハビリさせられたことを思い出す。
 それでも、不自由な身体を否定されるのが嫌だったからこそ、自分のこの身体を大切にいとおしんでいきたい、とこの頃は思うようになった。引っ越しを機に少し、身体にも優しい暮らしになるといいな。
 ニッキー、**、君達が助けてくれるのも、とってもありがたいよ。新居でもよろしくね。
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誕生日・11歳
[写真]携帯でとって「おめでとう・11歳」と文字を入れた写真。

 今年はお正月らしいことを特にしない我が家だけれど、1月1日はお祝い。ニッキーは今日で11歳になった。
 お祝いに、いつものドライフードの代わりに今朝は缶詰フード。消化がいいので本来はお腹の調子が悪い時に食べさせるのだけれど、ニッキーはこのフードが大好きなので、誕生日のプレゼント。安上がりでごめんね。本当のプレゼントに、冬の散歩用のフリースコートを注文したけれど、まだ届かない。
 ニッキーさん、いつもより勢いよく朝ごはんを完食すると、太いしっぽをぶんぶん振りながら、家族に愛嬌を振り撒く。「おいしかったの? よかったね」なんて人間達がにこにこしていたら…私達が油断した一瞬、ちょびが残した猫ごはんをぺろりと食べてしまった。見事な盗み食い! 「ニコラスっ!」と久しぶりに本名で叱られて、ハウスに逃げ込む。
 相変わらず、猫ごはんを盗み食いし、お客さんが来れば喜んで飛びつき、頭突きでドアを開ける(ドアノブの回し方も知っているのに、仕事でない時は頭突きで開けようとする。何故?)ニッキー。若い頃に比べれば落ち着いてしまったし、外での仕事は後輩に譲ったし、よく寝るようになったし、足腰も弱ってきたけれど、やっぱりまだまだ元気。
 こんなに元気な11歳になってくれてありがとう! ちょっとぐらいテンションが高くたって、行儀が悪くたってかまわない。元気でいて欲しい。長生きして欲しい。

[写真]今日のニッキー。

 今年は初めて、ニッキーの誕生日兼お正月を、候補犬も一緒に過ごした。黄色い弟分は、おいしい缶詰のおすそ分けを貰い、ニッキーの真似をしていつの間にか覚えた頭突きでドアを開けていた。

[写真]今日の候補犬くん。

 とにかく、人も、犬も、猫も、元気でいられますように。この1年の時間を、大切に重ねられますように。
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さよなら、我が家
 とうとう、15年住んだ部屋を離れる日。
 引っ越し先が実家のすぐ近くだから、引っ越し屋さんを頼まず、家族で少しずつ荷物を実家に運んだ。昨日は両袖のデスクが運び出され、部屋は急に広くなった。日常生活で絶対に必要なものまでなくなって、紐でしばった本がキッチンに積み上げられた昨日の時点で、部屋はもう、私の居場所ではなくなってしまったみたいだった。
 今日は荷物と一緒に、私と犬たちも実家へ移動。私がここに来ることは、多分もうない。
 初めてのひとり暮らしをしたたくさんの思い出のある部屋。私のそんな感傷が伝わったのか、いつもは車に乗るとすぐに伏せるニッキーが、座席に座ったままじっと遠ざかる我がアパートを見ていた。ここは「介助犬ニコラスの職場」でもあった場所。
 ニッキーを撫でながら話しかける。
「にっちゃん、楽しかったね。本当に楽しかった」

 ニッキーを迎える前の数年の思い出ももちろんたくさんあるけれど、ふたり暮らしだった私とニッキーは、誰も知らないふたりだけの思い出をたくさん持っている。この部屋で、そしてこの街でのことを思い出しながら、ニッキーを撫で続けた。
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街はクリスマス
 ネットを通した古くからの友人が、我が家の近所にやってくるというので、ニッキー共々会いに行った。
 ニッキーを見るなり「ニッキーくん、おとなしい!」と言ったのはきっと、彼女がネットで訓練時代のニッキーを知っている人だからだろう。当時は「アリゾナの野生児」「黒い暴走機関車」と呼ばれていたから。
 犬の話や共通する友人の話で、楽しい時間があっという間に過ぎた。
 引っ越し準備で段ボール箱が点々とする部屋にいると、休憩してコーヒーを飲んでいてさえ落ち着かない。そんな気持ちが久しぶりに和んだひと時だった。

 今年は本当に、本業の課題と引っ越しに追われて忘れそうだったけれど、街はすっかりクリスマス。

[写真]チョコレートに「Merry Christmas」の文字。
 ケーキの上にはこんなのが乗っていた。

[写真]青いクリスマスツリー。
 市内某所のツリー。

 ちょっとだけ早いけど、Merry Christmas!
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獣医さんへ行く
 近所のS獣医のところに、候補犬を連れて行った。別段何も用事はないけれど、引っ越す前にこれまでのお礼を伝えておきたい。忙しかったけれど何とか、診療時間ぎりぎりに間に合った。
 ニッキーが1月に11歳になること、介助犬の仕事はこの後輩くんが引き継ぐことをまず伝える。S獣医は「ニッキーは、どうされます?」と即座に聞いた。
「引退しても一緒です。それで、今度実家の近くに引っ越すことになりまして…」
 行き倒れた猫を発見した時も、ニッキーが足にとげを刺した時も、料金も取らずに助けてくれたS獣医に、改めてこれまでのお礼を言い、それだけでは申し訳ないから候補犬に混合ワクチンを接種してもらった(訓練所に行く機会がなくて、接種が遅れていた)。爪も切ってもらい、候補犬くん、すっきり。
 S獣医はニッキーの性格もよく知っているので、「ニッキーはあなたと一緒にいるのがいちばんいいでしょう。よかったですね」と言って、「引っ越し先の動物病院は、もう決まっていますか?」と獣医さんらしい心配をしてくれた。ありがとう。

 帰り道、コンビニに寄って買い物をしてから帰る。ニッキーの待つ我が家へ急いで戻るために、最短ルートを選び、途中の上り坂では候補犬くんに車椅子を引いてもらった。バックパックをハーネス代わりに使う。「**、ゴー・フォワード(進みなさい)!」
 早足になりがちではあるものの、指示をよく聞いていて、「イージー(落ち着いて)」の指示で速度を落とし、「ストップ」で止まる。グッド! ありがとう、**ちゃん。
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お出かけ
 とある人脈の忘年会に参加。普段あまり顔を合わせないメンバーだけれど、みんなニッキーのことをかわいがってくれるので、ニッキーはこの人たちに会うのが大好きなようだ。
 ニッキーはいつも通りテーブルの下で伏せ、人間達は食事をし、ゲームをし、いろんな話をして楽しんだ。
 コンパも飲み会もお食事会も、私はとても苦手。まぁ、人付き合い全般が苦手なのだけれど。少し離れたら人の顔が分からないので、誰がどこにいるか分からなくて、タイミングよく挨拶できない。大皿の料理をみんなに取り分けたりできない。時には逆に、誰かに手伝ってもらう必要もある。そんな訳で、何となく「集まり」全般に参加しづらい。
 でも今日は、事前に「ニッキー君と一緒に来てね! 楽しみにしているから」と言われただけのことはあり、沢山の人がニッキーに声をかけてくれた。
 視力の弱い私は、誰かに声をかけてもらえることがありがたい。自分から人を探して話しかけることが出来ないから、誰かが声をかけてくれないと挨拶も会話も難しいのだ。ニッキーが挨拶と会話のきっかけを作ってくれるのが、嬉しいような安心なような。
 そんな訳で、久しぶりに楽しい時間を過ごした。みんな、来年もよろしくね。

[写真]
*今日のニッキーさん、会場で撮影。

 今日は父の車で送ってもらったので、帰りに父の提案で、ロンちゃんに会いに行った。9年前に我が家から父の友人宅に貰われた、黒柴っぽいミックス犬ロンちゃん。日本犬気質で警戒心が強いのに、今でも私達には「家族」として心を許してくれる。3年ぶりの再会。

[写真]
*ロンの横顔。

 最近体力が落ちているらしい私、今日はちょっと疲れたけど、楽しかった。
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ちいさなしあわせ?
 着替えもせず部屋着のまま、ニッキーと夜の散歩。
 今日のニッキーさんは便秘気味で、しばらく歩いた後、空き地の隅でじっと踏ん張ってようやく出すものを出してくれた。仕上げなければならない課題も引っ越し準備もあるので、ブツをビニール袋に拾い、すぐに引き返す。
 帰り道で再びニッキーは、そわそわと排泄したい様子になった。「オーケイ、ゴー・パティ(トイレに行きなさい)」と指示すると、その場(道の端)で再び踏ん張り、ころんとしたブツを出した。排泄だって指示した時にできれば「グッド!」と褒める。ニッキーは出すものを出してすっきりしたのと、褒められて気分がいいのとで、しっぽを高速で振った。
 ところが、今夜に限って予備の袋がない!
 車椅子のポケットを探り、広告の紙を見つけて、ころんと固めのブツをつまみ取った。紙が小さかったのでうまく包み込むことができず、右手で紙に挟んだブツを持ったまま家に向かう。
 左手で車椅子を動かし、右腕の内側で補助して、そろそろと進む。アパートの前の段差でちょっと困ってしまった。片手が使えない状態でどうやって段差とそこから更に上がる傾斜を上る?
 利き手の右から左にブツを持ち換えようとしたが、左手では落としてしまいそうだし、ひざに乗せても紙が開いてヒサンなことになりそう。右手でブツを持ったまま、左手の動きと全身のバランスで、前輪を上げて段差を上がる…私にとっては結構大変だ。前輪を上げようとする瞬間に足も上体も突っ張って、バランスを崩してしまう。
 後ろに転ぶことだけはないように、勢いを加減して何とか前輪を段差に乗せた。こうなれば後は、ニッキーの力を借りて片手でも傾斜を上れるはず。「ニッキー、タグ・マイ・チェア(車椅子の紐を引いて)」
 ニッキーは私の正面より少し左に立ち、紐をくわえ、いつものように真っ直ぐ車椅子を引き上げようとした。私が利き手の右を使えないので、左側の車輪だけが動いて車椅子が右にそれる。
 少し引く方向を変えさせなくちゃ…と思ったら、私が指示する前にニッキーは左に移動し、車椅子を真っ直ぐに引き上げてくれた。見事な判断、さすが。
「グッド・ボーイ! ありがとう、ニッキーのお陰で片手でも上れたよ!」
 もとはと言えばニッキーの予想外の2度ウンのせいで苦労したのに、そのことはすっかり忘れて喜ぶ私と、つられて喜ぶニッキーだった。ある意味しあわせ。
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[写真] 杖をくわえたニッキー
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