*このページの内容は、「ふたりあるき」の日記と同じですが、時々更新が遅れます。相変わらずのんびりな私たちでごめんなさい。
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のんびり引退した初代介助犬ニッキーと、2代目介助犬アルファの同居生活。
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今年の桜
 またまた日記を停止させてしまった。その間には、アルファが誕生日を迎えたり、液晶テレビが登場したり、髪を切ったり、久々に大学に行って恩師と再会したり、初めて豆カレーを作ったり、大小いろんなことがあって、書かなければいけないと思ってはいるんだけど。
 東京で桜が満開になり、ニコアルと記念写真を撮ってきたので、それを先にアップ。

***

 この季節、散歩しながら家の近くの桜を見上げ、夜の散歩ではライトアップされる近くの神社で夜桜を見る。でも、せっかくだからもっと何本もの桜と一緒に、犬たちの写真を残しておきたい。
 特に老犬にとっては、桜や紅葉やクリスマスのイルミネーションは、その季節をちゃんと元気に迎えられた、という節目にもなるから、今のニッキーと今年の桜を、ちゃんと写真に残さなくちゃ。
 母に車を出してもらって、近場なりに桜のきれいな場所へ。少し前から予定していたこの日、桜は満開になってくれた。
 超フレンドリーなうちの犬たちには、花はどうでもいいけど、桜を見ながら歩いていたたくさんの人たちが「かわいい」「大きい犬だね」「お利口そう」と通り過ぎながら声をかけてくれるのが嬉しい。
 もうすでに暑いのか、昨日の散歩で歩きすぎたのか、出かける前はどうも調子がよくなさそうな顔をしていたくせに、ニッキーさんはとても嬉しそう。アルファもにこにこの笑顔を見せる。

[写真]桜の木の下で、並んで座った犬たち。
 うまく桜と犬を一緒に写そうと、母にカメラを預けると、アルファは母が持ったカメラに注目し、ニッキーは私の方を見ている。一途な甘えん坊ニッキーと、その場の空気をしっかり読んで和ませるアルファ、それぞれの個性がおもしろい。

[写真]もっと大きな桜の木の下に座った犬たち。
 某駅前のロータリーでも写真を。ずっと前からここにいた桜は、こんなに立派。

[写真]舌の先だけ出ているニッキー、目を細めて口を半開きにしたアルファ。
 そしてこの写真。
 ふたり同時におもしろい顔をした、奇跡の1枚!

 来年も再来年もずっと元気で、桜の季節を迎えられますように。
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11周年
 今年も同居記念日。
 ニッキー、11年間最高の相棒でいてくれてありがとう。

 今も元気でいてくれてありがとう。
 時には後輩の拾おうとしたリーシュを先に拾ってしまうほど、見事な仕事ぶりを見せてくれてありがとう。
 薬だろうとサプリだろうと、口に入るものは全ておいしく食べてくれてありがとう。
 たまに転んでも、気にせず立ち上がってどんどん進む、そんな勢いのある散歩をありがとう。
 時にじっと我慢し、時に頑固に自己主張してくれてありがとう。
 言葉が通じるかと思うほど、テレパシーかと思うほど私の気持ちを読み、同じくらい見事に自分の気持ちも伝えてくれてありがとう。

 11年前の今日、私のところに来てくれてありがとう。
 私の夢を現実にしてくれてありがとう。
 どこにでも一緒に行ってくれてありがとう。
 誰にも頼まず不安なく出かけられる、その自由をありがとう。
 困った時も助けてくれ、危険から守ってくれてありがとう。
 ゆっくりゆっくりしか動けない私の車椅子と一緒に、ゆっくりゆっくり歩いてくれてありがとう。
 ぼんやりしか見えない私の視界の中でも、ちゃんと花が咲き、朝露や夕焼けが美しいことに気づかせてくれてありがとう。
 何気ない日常で、視線を合わせたり、笑いあったり、同じ気持ちで過ごしたり、そんな存在でいてくれてありがとう。

 神さま、この子を私のために選んでくれて、私をこの子のために選んでくれて、ありがとう。
 私とニッキーに、支えあって生きる幸せをくれてありがとう。
 そしてどうか、まだたくさんの時間を下さい。ニッキーと一緒にいられる時間を。

[写真]寝ている主役。
*本日お休み中のニッキーさん。
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公園の出会い
 黒とイエローの2頭を一緒に連れていると、たいていの人はまずイエローのアルに目を留める。真っ黒な犬より柔らかいベージュの方が優しく見えるし、表情も分かりやすいんだろう。
 それでなくても、老犬より現役介助犬の方がちやほやされる上に、黒いだけで敬遠されてしまうニッキーがかわいそう。2頭とも、よその人にかわいがられることは好きなのに、ニッキーだけが撫でてもらえない。
 でも、今日はちょっと嬉しかった。

 公園で2頭とまったり休憩していると、近所の小学生(高学年)らしい女の子がふたりやって来た。防寒用にお揃いのシャツを着せた犬たちは、女の子たちのツボに入るかわいさだったようで…。
「あ、犬! かわいーい」「ほんとだ、かわいーい」
「すいません、撫でてもいいですか?」
 初対面の犬と接するマナーを知っているようだ。これなら大丈夫。
「この子達は、噛んだり飛びついたりしないから、大丈夫ですよ。どうぞ」と女の子達に答え、遊びたいのを我慢してステイしていたニッキーとアルファには、「オーケイ、セイ・ハイ(挨拶していいよ)」と声をかけ、リードを外した。
 いつものように、要領のいいアルファが先に撫でられる。でも今回は、人間ふたりに犬2頭なので、もうひとりが同時にニッキーを撫でてくれた。アルファさんはいつもの笑顔、ニッキーさんも嬉しそう。
「白い子はかわいい系で、黒い方はかっこいい系だよね」
「白い犬も黒い犬も、優しそうな顔」
 ほんの少しの間だけど、子供たちは、2頭の犬とそれぞれ遊んでくれた。

 大型犬が怖いとか、黒いから怖いとか、現役介助犬の方が偉いとか、そういう先入観は小学生にはまだないみたいだ。真っ黒ニッキーの表情が優しく穏やかなことにちゃんと気づいてもらえたことが、ちょっと嬉しい。
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幻の出番
 今日、協会(AWDSA)のチャリティコンサートがあって、例によって2日前に急に出欠の確認があった。「ニッキーを留守番させてまでは行かない」といういつものパターンで答えたら、「じゃあニッキーも連れてくれば?」
 13歳のニッキーが、元気に人前に出る機会は、もしかしたらこれが最後かもしれない。私の場合は誰かに車の運転を頼まなければならないので、ニッキーがいくら元気でも、簡単に連れて出かける訳には行かないから。

 平日は仕事のある父に無理を言って車を出してもらった。
 ニッキーは久々に介助犬のベストを着け、アルファも(いつものバックパックじゃなく)同じ形の色違いのベストを着ける。抜け毛防止用のTシャツもおそろい。準備万端。
 ところが、脳内ナビの正確さを誇っていた父が、珍しく高速を降り間違え、そこからさらに、昔とは変わった道で迷ってしまった。以前に今回の会場と同じ場所に送ってもらったことがあるから、大丈夫だと思っていたけど、その「以前」って私が学生の頃だから、道も変わっていて当然なのだった。
 戻る道は分かったものの、これから行っても開始時間に間に合わない、ということになって、そのまま帰宅。せめて私が地図をダウンロードしておけば…。父には本当に申し訳ないことをしてしまった。

 そして、最後かもしれない「出番」をふいにしてしまって、ニッキーにも申し訳ない。
 協会代表・痔先生から「いつかチャリティコンサートをやる。その時はにっちゃんもステージに立つんだよ」と言われ続けて、もう何年? やっとコンサートが実現した時には引退していて、結局は、引退犬として参加することもできなかった。
 ほんとにごめんね、ニッキー。
 人前でハーネスやベストを着けることはもうないかもしれないけど、今日の埋め合わせに、近いうちにどこかに出かけようね。
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今年もよろしくね
[写真]2009年最初のポートレイト。右・ニコラス13歳、左・アルファ4歳。
 今年最初の写真を撮影。
 ニッキーは1月1日生まれなので、今日で13歳。おめでとう!

[写真]2009年・集合写真。
 2頭並んだ写真は、体格の差があまり目立たないように撮るのが、いつの間にか私の癖になった。

[写真]ハウスにダウンして、それぞれクッキーを前にした犬たち。
 お年玉? モデル料? 新春らしく、梅の花の形のクッキーを。

 そして新年恒例の、「かがみいぬ」。これは年末に撮った。
[写真]恒例・鏡犬。イエローのアルファが頭にみかんを乗せて鏡餅になり、ニコラスは後ろで脇役。
 鏡餅の役は、やっぱり黒犬より白っぽい犬が似合うので、アルファ、初の主役! でももちろん、ニッキーも一緒に写る。

 年末にデジカメが壊れて、全部携帯電話で撮影した。
 きれいな画像はいらないけど、今一緒にいられる大切な相棒たちとの時間を残しておきたくて、この頃写真を撮ることが増えた。大抵は家でくつろいでいる似たような写真なのに、何枚も何枚も撮る。
 犬も猫も、一緒にいられる時間は決して長くないから。
 それでもこの子達と過ごせることが、とても幸せだから。

 素敵な1年になりますように。
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ひとりと2頭のクリスマス
[写真]サンタニッキーとトナカイアル、ツリーの前でポーズ。

 イブもクリスマスも、慌しくて忙しかった。
 一応クリスチャンなのに、それらしいことは何もできなかったクリスマス。
 でも、とにかく家族が元気でいること、犬も猫も元気でいること、私自身も、体調はともかく精神的な元気はちゃんとあることに感謝。
 忙しいと言いつつ、イブにもう一度犬たちのクリスマス写真を撮る(それも、衣装がバージョンアップしてるし)、時間と気持ちの余裕はあった訳だから、それも感謝だよね。

 去年犬たちに好評だった犬用ビーフシチュー、今年は時間がなくて作れなかったけど、プレゼントにゴム製の大きなボールを、ニッキーとアルファにひとつずつあげた。
 室内でボールを使ったゲームをするだけで、ボール大好きなニッキーは大喜び。アルファはボールを噛むと大好きなぴーぴー音がするから、やっぱり大喜び。
 そんなことを楽しんでいられる今は、間違いなく幸せだと思う。

 Merry Christmas!
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飲み会
 14日の夜は、MLで知り合った犬仲間の飲み会。
 直前まで、お店から介助犬同伴可の確約が取れなくて焦ったけど、幹事リリーさんが本社に説明してくれて、当日はとても丁寧に迎えられてしまった。
 あーちゃん、行儀よくしてね。このお店の人たちは、君を見て「介助犬ってこういうものなんだ」って思うから。ニッキー兄さんとは、何度もこうやって、いろんな人に知ってもらったんだよ。
[写真]お店の床に伏せたアルファ
「いい子でダウンステイします」byアルファ

 メンバーは(関係者以外分からないけど)、チップ父さん&リリーさん・空アヒさん・ミムラ姉さん・こんぶパパ・おねまま・東京出張中のかずさん。いずれ劣らぬ犬好き・犬バカ。
 犬を飼っている人は「仕事中だから撫でたら駄目だよね」と言いながら、ついつい犬と目を合わせてしまうし、「ノー」とか「カム」とか命令の言葉をかけてしまうこともある。しかもそこにお酒が入ったら…。
 以前アルファは、似たようなメンバーのチップの応援オフミやマッサージ教室に参加している。その時の地に足のつかないアルファの様子を思い出すと、微妙に不安。
 でも、何度か私に叱られたものの、アルファはかなりいい感じ。経験を積んで、彼なりの自信を持ったようで、落ち着いて待機していたし、誘惑を諦めて流すことも上手になった。撫でられても落ち着いたまま。
 お店の外の通路で車椅子を引いてもらった時はテンションが上がり、みんなに「見て! 褒めて!」とアピール光線を送って私に叱られたけど、仕事自体はちゃんとしてくれた。
 介助犬が落ち着いていてくれるから、私も気心知れた人達としゃべりまくり、食べまくる(お酒全然飲めません)ひと時を、心から楽しめた。ちなみにこのメンバー、飲むのはチップ父と空アヒさんぐらいで、後は食べる派。全然「飲み会」じゃないかも?
 楽しかった。みんなまたやろうね!
[写真]真面目に働くアルファ。[写真]得意げにみんなにアピールするアルファ。

 大ベテランのニッキーと一緒にいるから、いつまでもコドモのように思えていたけど、なかなかどうして、成長していたアルファ。名実共に2代目介助犬を、そしてニッキーは今も相棒だけど、相棒2号を襲名かな。
 私が時々は友達とこんな楽しい時間を過ごせるように、ニッキーさん、いつまでも元気でいてください。アルファさん、この調子で落ち着いた介助犬になってください。ふたりとも頼むよ!

[写真]電車の中からホームに微笑むアルファ。
「みんなまた遊んでね!」byアルファ

*写真はリリーさん撮影。
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ケーブルテレビ撮影
 午前中地元ケーブルテレビの撮影。
 協会の活動が紹介される中で、卒業した犬の活躍(???)ぶりも撮りたいとのことで、カメラを手で持ったスタッフ1名の訪問で、仕事を休まずにさくっと撮影してもらえた。
 照明だ、マイクだと騒がないし、犬たちも落ち着いている…とよかったんだけど。
 一度はテレビにも出たし、雑誌やビデオに何度も出演したニッキー先生は、カメラが意味することをよーーーくご存知。
 私が指示を出す前にカメラの位置を見て要求される仕事を察したニッキーは、一足早くリモコンをくわえて、得意満面で運んできた。あの…今日の主役はアルファなんだけど…。
 本来の主役アルは、我が家のルールをしっかり守り、「先輩が仕事する時は邪魔しません」とハウスでホネを噛みまくっている。あの…今は君に仕事して欲しいんですけど…。
 やたらうろうろ歩き回って画面に映りこむニッキー。
 先輩を立てるルールと私のコマンドの板ばさみに混乱して困った顔のアルファ。
 仕方ないのでニッキーを廊下に出すと、何故かアルファが先輩に気を遣って中からドアを開けてしまう。そしてまた、2頭がわらわらと動き回って、収拾がつかない。指示の前にはっきりとアルファの名前を呼び、ニッキーにはてのひらを向けて「ちょっと待って」のサインを見せ、何とか必要なカットは撮影してもらえた。
 我が家の「2頭流」、寝室で携帯電話が鳴ると、アルファがドアを開けてニッキーが取りに行き、ニッキーが戻ってきたらまたアルファがドアを閉める連携プレイを披露するつもりが…カメラの前でいつもどおりの仕事をさせるには、まだまだ修行が必要なようだ。
 でもまぁ、飼い主的には、ご隠居が気力充分なことと、若旦那がしっかりご隠居を立てていることが分かって、嬉しかった……ということにしておこう。
[写真]ケーブルテレビスタッフにお腹を見せるアルファ。
*撮影終了後の主役。

 そのまま午後の仕事を終わらせて、夜は久々に長い付き合いの犬友達との飲み会。今日はまだまだ、忙しい?
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警察にて・追記
 そういえば、一昨日、警察のお世話になった(違う意味に取らないでってば)時。
 車椅子が動かせないから、事実上自力での移動は不可能だったのに、トイレに行きたくなった。おまわりさんに「すみません、あの、トイレに…」と頼んで、連れて行ってもらう。
 おまわりさんは、障害者の介助なんてよく知らない。こちらからして欲しい介助を説明する。私の場合は、しっかり支えてもらえば室内の歩行は大丈夫だから、「背負わなくていいので、手を貸して、支えてください。そうすればゆっくり歩けますから」とおまわりさんに頼む。
 屈強なおまわりさん2名は、言うとおり両脇からがっちり私を支え、引っ張り上げるように支えてくれた。
 それって、私がリクエストした方法だから文句はないんだけど。
 場所が場所だけに、というか、介助するのがおまわりさんだからか。
 どう見たって「連行」だった。
 一瞬、デジカメがあれば、と思った。「連行」される姿を背後から撮影したかったな。

「連行」されたトイレから戻ってくると、「出所」を待っていたアルファが、しっぽを振って迎えてくれた。知らない場所で、知らない人や微妙な緊張感の中で待たされていたのに、ちゃんとステイしていた。グッド!
 その後、警察署の備品の介護型の大きな手動車椅子を貸してもらった。救援? を待つ間、試しに介護用の車椅子をアルファに引っ張ってもらう。アルファはいつも通り前に進み、それだと車椅子がまっすぐ進まないと分かると、左にぐっと身体を傾けて、方向を修正しながら歩き出した。以前の旧式な車椅子をニッキーがうまくコントロールしていたのと同じ、慎重な動きだ。
 車椅子を引く仕事は私が教えた。最初の頃は車椅子の動きなんて考えもせずに暴走したアルファをよく覚えている。最初から軽い車椅子に慣れているから、こういう重い車椅子を上手に引けるとは思わなかった。それ以上に、こんなに慎重に、安全を確認しながらの動きが出来るとは。
 もうすっかり、身体で車椅子の動きを覚えて、自分の役割をちゃんと理解していたんだね。グッド!
 愛犬を亡くしたというおまわりさんに撫でられて静かに身を任せている姿も、立派なにわかセラピー犬? だった。

 そんな訳で、昨日書けなかった、「連行」された話と、アルファの成長を感じた話。

[写真]私に甘えるアルファ、実はちょっと不安。
*警察署で救援を待っていた時のアル。
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パンク!
 手動車椅子は修理中。その間は電動車椅子が頼りだ。耐用年数はとうに過ぎ、中古よりすごい「超古」だけど、まだ頑張って貰おう。
 ところがその超古電動が、昨夜散歩中に、ずるずるずる…と変な音をさせ始めた。パンクだ。
 応急処置を頼む自転車屋はもう閉まっているし、このままそーっと家に帰るべきか。でも無理に動いたらシャフトが折れる…と考えていると、知らない人が「どうしました?」と声をかけてくれた。
 説明すると「警察署が近いから、行きましょう」と言い、走っておまわりさんを呼んできてくれて、一緒に警察署に護送…じゃなく、送り届けてくれた。
 警察でもいつもどおり、しっぽを振って愛想を振りまくアルさん。私はそれどころではない。
 車椅子のモーターの接続を切って、おまわりさんに預けて見てもらったら、パンクだけど合う修理パーツがないから警察では直せないと判明した。
 車椅子を置いて一旦家に帰るしかない。おまわりさんが「誰か迎えに来てもらってね」と言い、私は「はい、父に来てもらいます」と答えた。車椅子がなければ、誰かに来て貰わないとどうにもならない。
 それなのに! 実家に電話したら、父は晩酌を終えて気持ちよく酔っ払っていた。夜遊び中の母も「自分で何とかしてね」だそうで。
 この辺で私は焦りを感じ、アルもぴーぴー鼻を鳴らし始めた。
 やっぱり家族より友達…と思ったら、親友Sも悪友Yも旧友Aも、みんな携帯電話が繋がらなかったり、ちょっとやそっとでは来れない距離にいたり。
 仕方なくすぐ近くに住んでいる人に電話した。犬の散歩で会う飼い主同士、それほど親しい訳でもないけど、彼女とお母さんがすぐに駆けつけてくれた。そして「この近くのバイク屋が、夜12時までやってるから」と、おまわりさんと一緒に数十キロの電動車椅子を押してバイク屋さんまで行ってくれた。諦めていた応急処置も完了! 車椅子が使える!
 ここでアルが急に落ち着いたのは、私がほっとしたのを感じたんだろう。

 遠い親戚より近くの他人、というけど、今回は、家族よりも友達よりも、近所の人に助けられた。近くに住んでいるからこそ即座に来てくれて、地元の細かい情報も知っている。最初に声をかけてくれた人といい、近所の人ってありがたい。今回は本当に、それを実感した。
 そして、アル、一緒にいてくれてありがとう。それだけでちょっと心強かったよ。
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[写真] 杖をくわえたニッキー
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