*このページの内容は、「ふたりあるき」の日記と同じですが、時々更新が遅れます。相変わらずのんびりな私たちでごめんなさい。
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のんびり引退した初代介助犬ニッキーと、2代目介助犬アルファの同居生活。
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膀胱炎
 ニッキーさん、また膀胱炎になってしまった。ただいま、とっても頻尿。
 排泄に関しては潔癖で我慢強いニッキーの現役時代、私は長時間のイベントにも、海外旅行にも、安心して行くことができた(もちろん無理な我慢はさせない。失敗がまずないから安心という意味)。何度も旅行したニッキーは、8歳頃から、飛行機に乗ると水を貰っても口をつけない、という自己管理もするようになった。
 そんな長年の努力への恩返しに、今は私が気を遣い、ニッキーの様子をよく見て、何度もトイレに出しているけれど、今日は私の油断で失敗させてしまった。
 ニッキーがサッシ窓のところで控えめに「トイレに行きたい」と主張したのに、私は「さっきトイレに行ってから、まだ全然時間が経っていないから」とそれを却下。「でもトイレに行きたい」とまたサッシ窓に立つニッキーに寝室に行くように指示。
 自分の用事がもう少しで終わるところだったので、済んだらトイレに出してあげようと思っていたら、ニッキーは寝室で横になった姿勢から立ち上がる時に漏らしてしまった。これは完全に私のミスだ。
 お漏らしなんてプライドが許さないニッキーは、おしっこが出ているままとっさにマットに逃げ込もうとした。マットにおしっこが染み込んだら、後で掃除や洗濯が半端なく大変だ。
 ニッキーに落ち度はないけれど、大きな声で「ウェイト!」。
 ニッキーはその場で動きを止めてくれた。おしっこは止められなかったけど、布団でなくクッションフロアの床に水溜りができたから、ペットシートであっという間に掃除完了。

 あのニッキーが排泄を失敗するなんて、ほんの短い時間の我慢ができなくなったなんて、私にとっては悲しくて辛いことだ。膀胱炎が完治すれば改善されるにしても。
 でも、そんな状態のニッキーが、自然現象の最中でも「ウェイト」の指示に応えてくれたことは嬉しかった。そのおかげでハウスを汚さずに済み、掃除も簡単だった。
 現役時代は、排泄をしっかり我慢することで、私の行動を邪魔しないように協力してくれたニッキー。今日は、とっさの指示に応えたことで、掃除する私に最大限の協力をしてくれた。
 老いても弱っても、そして膀胱炎でも、ニッキーは変わらない。その時できるベストを尽くして協力してくれる。
 ありがとう、相棒。
| ニッキーのこと | - | - |

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すずめと犬
 天気がいいから、お昼の休憩時間にニッキーとちょっと散歩。いつも曲がるひとつ手前の角でニッキーが止まり、何となく左に曲がりたそうだったので、そっちに行ってみた。
 もうひとつ先の大きな道だと風が強くて寒いけれど、建物の位置のせいなのか、こっちの路地は風が吹き込んで来ていない。ちょうど陽があたって、とても暖かい。「ニッキー、ちょっと得したね」と話しかける。
 ほんのちょっとの距離だけど、暖かくて、風もなくて、車も来ない。そして、まるで絵本のように、すずめが3羽、何かをつついたり、すずめ同士で近づいたり離れたりして、道の端で遊んで(?)いた。
 大きくて音がする電動車椅子に乗った私と、真っ黒な大型犬、仮にも鳥猟犬種のニッキーが近づいても、すずめ達は逃げようとしない。飛べるのに飛ばないで、ちょんちょん歩いて少し離れるぐらいで、警戒心ゼロ。この辺りは猫もいるのに、大丈夫?
 ニッキーは、3羽で楽しげに歩いていたり、ちょっとだけ羽ばたいて放物線を描いてみたりしているすずめを、面白そうに見ている。犬にじーっと見られているのに、すずめ達は気にしていない。
 しばらく立ち止まってすずめ達を見ていたら、路地の反対側から、おじさんが歩いてきた。すると、その人は手ぶらで普通に歩いているだけで、まだ距離もあるのに、すずめ達は揃って飛び立ってしまった。
 すずめにも、「大丈夫そう」に見える人(動物)と「怖そう」な人がいるのかも。

 小動物に優しいニッキーは、以前にも、駅にいた鳩と仲良くしたことがあった。先日は散歩中に猫の集会に遭遇したけど、猫たちはニッキーを怖がるどころか、集会に誘っているようにもみえて、びっくりした。猫の集会に招待される大型犬って、相当珍しいよね。
 獲物を捕えたことも、自力で食べ物を探したこともなく、ただただ「攻撃しない、優しく優しく」と育てられた犬は、のんびり平和なエネルギーを振りまいているのかな。…いかにも鈍そうだから、馬鹿にされてるだけ?
| ニッキーのこと | - | - |

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落ちてるよ
 ニッキーが部屋の半端な場所に突っ立って、じっとこっちを見ている。もしかして具合でも悪いのかと思って、「ニッキー、大丈夫?」。
 今度は急に下を向き、それからこっちに来た。何だか妙な動きだから、ますます気になる。ニッキーはまた私を見つめ、さっきの場所に戻る。

 よく見たら、ニッキーが立っているその足元に、私のリップクリームが落ちていた。

 そういえば、さっき何かを落としたけど、何が落ちたか判らないままだった。かたん! と音はしたけど、床を見たらそれらしいものが見当たらなかったのだ。多分それがリップクリームで、落ちてから転がって行ったんだろう。
 ニッキーは「落ちてるよ? 拾おうか?」と尋ね、鼻先で「これ! これ!」と示し、私が気づかないからもう一度目で訴えて、「ほら! ここ!」ともう一度自分がその場所に立つことで伝えたらしい。
「あ、そうか。ありがとうニッキー、ゲット(取って)」
 指示を聞いてほっとしたように、そして嬉しそうに、ニッキーがリップクリームを拾って、私の手元まで持ってきてくれた。

 ニッキーは、私に自分で拾える物と拾えない物があり、体調によっても、ちょっとした周りの条件や気候や服装でも、出来ることと出来ないことが変わることを、多分経験から知っている。だから、落ちたものを勝手に拾うより、私の指示を待つ。
 そのルールを守りつつ、ちゃんと自分で考えて仕事をしてくれた。今の体力で充分出来るこういう仕事なら、ばりばりに現役。
 13歳にして、頭脳明晰でやる気の衰えない、自慢の相棒くん。ありがとう、助かったよ。
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夜勤介助犬
 この頃また夜型になっている私。秋に一度、突然早寝早起きになり、体調も気分もよかったんだけれど、私の基本は宵っ張り。
 書き物で時間を過ごしてしまい、寝るのが遅くなり、朝が辛くなる、というのがいつものパターン。その他に、懐かしい映画をビデオやDVDやネットで観るとか、ネットショッピングであれこれ見ているうちに…とか。
 そんな深夜に、何かを落としたり、寒くなってエアコンのリモコンが欲しくなると、昼間は大体の仕事をアルファに譲っていても、何故かニッキーが来てくれる。寝起きが悪いアルファが、深夜の仕事は先輩に任せているのか?
 ニッキーは長年私と暮らしているから、私の夜更かしリズムもよく知っているし、1日のリズムが私と自然に一致している。そして、深夜ならゆっくり甘えられることもよく分かっているらしい。褒められる時に、いつものなでなでだけでなく、調子に乗って耳掃除まで要求したりする。でも、耳掃除が気持ちいいからって、ふるふる震えるのはやめてね、具合が悪いのかと思って驚くから。

[写真]じっと見上げる深夜のニッキーさん。
 よっ、夜勤担当。頼りにしてるよ。
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10周年
[写真]ニッキーのあごの白髪アップ。10周年の記念日の、貫禄の顔。

 すっかり停止中の日記だけど、大事な記念日は記録しておかなくちゃ。

 2008年1月29日、ニッキーが私の相棒になって10周年の記念日。元気にこの日を迎えられて、本当に嬉しい。
 1月1日はニッキーの12歳の誕生日で、それももちろん嬉しかったけれど、10周年の方が感無量だった。

 もともと股関節が完全ではなかったニッキーさん、すっかり足腰が弱ってしまった。大好きな人間用ベッドへのジャンプもできるし、散歩でも小走りだけれど、1年ちょっと前にはバスのステップを一気に飛んでいたことを思うと、本当に弱くなった。それでも「元気」だと思う。
 若い頃からテンション高いラテン系だったニッキー、12歳にして同居の後輩犬より無駄な動きが多い。冷蔵庫が開けば「牛乳もらえる?」、足音がすれば「誰か来る?」と期待いっぱいに駆けつける。
 そしてもちろん、私の携帯電話が鳴ったり、私が何かを落としたりすれば、嬉々として取りに行ったり、拾いに来たり。ハーネスを卒業しても、私が必要としていることは察してくれ、出来る範囲で手伝ってくれ、「ありがとう!」の言葉を喜んでくれる。「ヒール」や「ノー」は聞こえない振りもするけど…ね。
 いつまでも、いつまでも、私とニッキーは相棒同士。お互いに助け合って支えあって、笑い合いながら暮らしていく。その時間が、長く続きますように。

[写真]半分こにしたボーンを前に、座って待つニッキーと後輩。

 記念日には、犬たちに食べられるボーンをあげた。この頃ニッキーはがりがりかじるおもちゃは興味なしで、食べられるボーンも最初食べようとしなかったけれど、後輩犬がおいしそうに食べているのを見て急いで食べ始めた。

[写真]それぞれのハウスにボーンを持ち帰ってかじっているニッキーと後輩。 [写真]夢中でボーンをかじっているニッキー。

 後輩犬はニッキーより大きく、若くて健康。でもニッキーにはお腹を出し、通路を譲り、先輩を立ててくれる。ニッキーは後輩に我が家のルールや介助動作のコツを教えた。先輩の自覚? と、若い犬からの刺激もまた、ニッキーの元気を支えてくれているらしい。

 ひとりで自由に出かけたい、痛みから解放されたい、安全に行動したい…介助犬として私のそういう願いを叶えてくれたニッキー。大きな病気をした時は「生きて欲しい」という願いに応えてくれたニッキー。
 今の願いは、君が元気で幸せでいること、1日でも長く一緒にいてくれることだよ。その願いにもきっと、応えてくれるよね。
 相棒、10年間ありがとう。まだまだよろしく。
| ニッキーのこと | - | - |

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今日から10年目
 丸9年。数字にすると大した重みがないような、丸9年。
 今日で、ニッキーが来てから丸9年が経ち、10年目に入った。「丸9年」よりも「10年目」の方が何だか立派に見えるのは、やっぱり2桁だから?
 誕生日と違って、毎年特に何をすることもなく過ぎてしまう「同居記念日」。でも、「ああ、今日から10年目だ」と思うと何だかちょっと特別な感じ。

[写真]1998年のニッキー。
*9年前のニッキー、白髪は全くなく、真っ黒!

 ニッキーに仕事をさせるのは10歳まで、と決めていたから、去年後継ぎになる候補犬を迎えた(ニッキーはその後もしばらくハーネスをして働いたけれど)。いよいよ引退させると決めた時、私の口から出た言葉は、「楽しかったね」だった。
 ニッキーは言葉がよく分かり、何より私の気持ちを繊細に読む犬だから、きちんと「これから法律上の介助犬としては引退すること・最後まで我が家の家族として一緒に過ごすこと・これからは今までより自由に過ごしていいこと」を話して伝えた。その時、多分「ありがとう」とか「長い間ご苦労様」とか、そういう言葉をかけると思っていたのに、実際には「楽しかったね」。
 いろんな場所に行けたからとか、いろんなことがあったからではなくて(それも楽しかったけど)、分身のように気持ちが通じるニッキーと行動していたのは、本当に楽しかった。陽気なニッキーが感じる楽しさに私も共鳴する。
 ハーネスを後輩に譲っても、私達の関係が変わるのではないから、しんみりと「ありがとう」と言うのはまだ先でいいよね。それに、何も苦労を感じていなかったニッキーに「ご苦労様」も似合わない。
 ニッキー、あちこちに出かけた働き盛りの時期だけでなく、車椅子ごと引きずられたり、部屋の中で大量にうんこされたりした時代も、アリゾナで過ごした訓練時代も、一緒に過ごした時間はどの断片も楽しかったね。本当に楽しかったよね。これからもずっと楽しいはず。
 誰よりも楽しくて、濃く深い時間を重ねて、10年目。私とニッキーだけが知っている、共有した時間。

 ニッキー、10回目の今日だよ。
 これから10回目の春や、10回目の夏や秋や冬が来て、楽しい時間がどんどん積み重なるはず。これから何度もこの日が迎えられるように、元気でいてね。来年の10周年はおいしいものでお祝いしようね。
 そして、いつか元気でなくなっても、しぶとく生き続けてね。今度は私が、そして家族が君を支えるから。
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ちょっとわがまま?
 今朝、ニッキーが私に挨拶に来た時、私はちょろちょろ駆け回るちび猫を追いかけるのに忙しかった。すると珍しく、ニッキーがやきもちをやいたようだ。「あぅーん、うにゃうにゃ…」と訳の分からない声を出して、畳に座った私のひざの上に身体を投げ出してきた。
 猫サイズならともかく、30キロ近いニッキーは当然ひざには乗れない。背中の真ん中にひざが当たって痛そうなのに、お腹を上にしてまだ「うにゃにゃ…」と独り言を言いながら転がっている。
 いつもは候補犬が私に甘えに来ると場所を譲るのに、今朝は甘えん坊スイッチが入ったようで、後輩犬も猫たちも押しのけて私にくっつこうとする。
 聞き分けがよくて我慢強いニッキーが、たまにこうしてわがままになると、この頃は嬉しい。
 ニッキー、もう11歳なんだもの、どんどんわがままになりなさい。今まで私のわがままに付き合ってくれたんだから、これからは君のわがままに付き合うよ。何が欲しいか、何がしたいか、遠慮なく教えてね。
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見つけてくれた
 引っ越し準備を手伝いに母が来てくれた。天気がいいので、ふたりと2頭で近所を散歩する。母がニッキーのリーシュを持ち、私はバックパックを着けた候補犬くんのリーシュを持った。
 候補犬くんは、母とニッキーが先に行くと追いかけるように早足になる。私はわざとゆっくり車椅子を動かし、途中でわざと止まったり。これも候補犬の、誘惑を無視して私の指示を聞く練習。
 でも、ゆっくり歩いたり、方向を変えたり、シットやダウンを織り交ぜたりしているうちに、私は母とニッキーの姿を見失ってしまった。視力が弱く、視野が狭いから、ちょっと離れるとすぐ分からなくなる。
 友達と出かけた時にもこの調子で迷子になるので、ニッキーには「ホゥェアズ・ユア・フレンド(友達はどこ)?」という言葉で、友達や知り合いを探すように教えてある。ニッキーと何度か会ったことのある人や家族なら、これで追いかけることができる。でも今日はニッキーがいない。
 まぁ、家の近所だし、迷子になる訳じゃないから、いいか。
 そう思って適当に角を曲がって進みかけた時。
 先を歩いていたニッキーが、母を連れて角まで戻り、私を追いかけてきてくれた!
 介助犬としてハーネスを着ければ私の側から離れることはないのだから、「仕事」としてこんなことを教えたことはない。甘えん坊ニッキー自身が私と離れないように考え、母に知らせ、誘導するように私の側まで来てくれたのだった。
 仕事を後輩に譲っても、私のことをいちばんに気にしてくれるニッキーが愛おしい。ありがとう。
 母はちょっと不機嫌で、「ニッキー、お仕事じゃないんだから、もうお姉ちゃんのことは放っておいて、お母さんの言うことを聞きなさいね」なんて言う。ニッキーをかわいがり、何年も前から「引退したらお母さんの子になってね」と言い続けていた母の気持ちも分かるけど、ニッキーは仕事だと思ってやったんじゃないものね。
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飛びのく!
 荷物を一旦実家に運ぶことにして、母が車で来訪。服や本をまとめて運び出し、少しだけ広くなった部屋に掃除機をかける。
 母が荷物を運びながら、ちょっとつまづいたら、側にいたニッキーが大げさに飛び退いた。母が笑い、候補犬もいいタイミングで「ふん!」なんて言うから、ニッキーはちょっと恥ずかしい?
 私がよろけたりつまづいたりした時は、ほぼ確実に、全身突っ張ったままで倒れる。転ぶ時に受身を取ったりできない。最愛のニッキーが近くにいても、避けて倒れるなんて芸当は無理だ。
 だからニッキーは、私が部屋で転びそうになると飛びのいて自分の身を守り、それから改めて、大丈夫? と寄って来てくれる(ハーネスを着けている時は、私がバランスを崩しても飛びのかない。室内限定のワザ?)。それが習慣になっていて、母が転びそうになった時も慌てて飛び退いたんだろう。
 ニッキー、みんなが笑っても、私は笑わないよ。長年私を見ていてくれたからこそだもんね。ありがとう。
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楽しい夢?
 実家の向かいにあるデイケアセンターにはフェンスで囲まれた芝生の中庭があって、9時から5時まで門が開き、近隣の人に解放されている。涼しくなった今は時々、犬達と遊ぶのに使わせてもらう。特にシニア年齢のニッキーには、自由運動が何より。
 いい年をして相変わらずハイテンションなニッキーさんは、広めの場所で「リリース(自由にしていいよ)!」と言われると、好きなように駆け回る。途中で軽いボール遊びや呼び戻しをしたりしてしばらく遊ぶ。
 リードを着けた散歩では、ハーネスを着けていなくても私の車椅子に歩調を合わせてくれるニッキーを、たまには彼自身のペースで自由に遊ばせてあげたい。リードなしで安全に、ニッキーと私のふたりきりで遊べるこの場所はとても貴重だ。
 7年前にはツーソンで、向こうが見えないほど広いグラウンドを力いっぱい駆け回っていたニッキーが、もうすぐ11歳の今はこんな小さな庭で喜んで遊んでいる。それは相棒として、ハーネスを後輩に譲ること以上に淋しくはあるけれど、遊ぶニッキーの表情は今も、生き生きとして楽しそうだ。無理なジャンプはしないけれど今もボールは大好き。
 今日は忙しかったので、お向かいの中庭には行かなかった。でも、深夜私の足元で寝ていたニッキーが、突然リズミカルに手足を動かし始めた。あの芝生で遊ぶ夢を見ているの? それともツーソンで遊んだ頃の夢かな?
 手足が規則的に動いていたのは、きっと夢で駆け回っていた時。それからぴょんぴょん跳ぶような動きをしたから、ボールを追っていたんだろう。最後にニッキーのしっぽがばしばし振られた。ボールをくわえて得意満面で駆け戻ったらしい。
 ニッキー、明日は夢でなくて本当に、芝生で遊ぼうね。

 ニッキーは、どんな仕事も、アリゾナの暮らしも東京の暮らしも楽しんだ犬。いつもいつもしっぽを振り、「グッド・ボーイ!」の言葉に全身で喜びを表した犬。彼にとっては10歳の秋も、ハーネスのない日々も、これから続く季節も、きっと全てが楽しいのだ。
 楽しい夢を見ているらしい相棒を、いとおしく見守る夜。
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[写真] 杖をくわえたニッキー
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